漢方薬を健康食品と同じものと思っている人が結構います。
そのため、よく理解せずに漢方薬を服用している人も多いです。
漢方薬は効き目が穏やかではありますが、間違った飲み方をすれば副作用が出ます。
正しい飲み方を知っておかなくてはいけません。
漢方薬は食前や食間に飲むのが基本です。
食間の空腹時に飲むと、薬がよく吸収されます。
食後に飲むと、食べたものに含まれる成分に影響を受け、効き目が薄くなってしまうこともあるので注意しましょう。
しかし、最も重要なのは飲む時間を決めることです。
飲み忘れた場合は、まとめて2回分飲むなどをしてはいけません。
飲み忘れないように工夫して生活することが求められます。
また、風邪などの急性期の病気の場合、1回服用するだけで効くことがあります。
しかし、慢性の病気の場合、効果がなかなか出ないことが珍しくありません。
2週間以上飲んでいるのに効果があらわれない場合は、漢方専門医に相談しましょう。